・・・九谷庄三・・・


獅子図急須「小野窯」銘。

この作品は、窓に獅子を描き赤に金彩を施し、菊花を描き青、緑、黄などを配した作品に仕上げています、銘は小野。

この作品は、小野窯にて庄三が製作した物と思われます。

1819(文政二年)~1872(明治五年)

「口径6×同径12,8×高9,5」cm


桜幔幕双鶏図平鉢「角副庄三」。

桜に幔幕と双鶏を大胆に配し、裏面は薩摩芋を大胆に描き、迫力の有る作品に仕上げています。 この作品は1850年以降に作られた作品と推測します。 この頃、名を庄七から庄三に改め、銘は角副庄三。

1816(文化13年)~1883(明治16年)

「口径30,5×高さ7×底径16」 cm


雲竜文筆筒「九谷庄三」。

筒形に変化を付け、赤と金で雨竜を二匹描き、雲文を各色で施した作品になっています、この作品は1870(明治3年)以降に作られた作品ではないかと推測します、銘は九谷庄三。

1816(文化十三年)~1883(明治十六年) 

「口径5,2 高さ8,3 底径5」cm


布袋唐子図深鉢「九谷」銘。

見込みに布袋と唐子の図、側面を赤に金で文様を施し、上下左右に丸文に吉祥文を配している。裏側面には花、人物、山水等描いてある。

「口径×高さ×底径」cm